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2016/09/05

太陽系外惑星

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「連絡がつかなくなったので、どうしたんだろうと、梨花さんと話してました。そしたら、新横浜公園の上空から・・ほんとうに予期出来ないことばかりつづいて」

ミナが春利の家へ立ち寄ったのは、春利が学習塾の春期講習を終えた二日後だった。地下鉄駅へ迎えに出ようと思ったが、一人で行かれるから大丈夫だとおおよその時間をラインで伝えてきた。

「沢さん、面談の方は大丈夫?」

「ええ、結局、僕の考えを受け入れてくれて、新小6生の5人とも模擬試験だけ受けに行っていた私立中受験塾へ行くことになったから」

「それは良かったわね。受験の算数とか難問奇問が多いから」

「そうですね。僕にもすぐには解けない問題もあるから、受験生にとっても良くないと思っていたので」

「それで、来未さんのお姉さんの梨花さんは元気でやっている?」

「のようです。今日は、歯医者の予約で、日にちを替えるとクリニックに悪いからと。来たかったようだけど」

「残念ね。私も突然連絡取れなくなって、上空からああいう形でメッセージを送ることになり、悪いことをしちゃったから、直接謝りたかったんだけど」

「京都に戻る前に3人で会えると良いですね」

「そうね。また、突然ハプニングが起きないと良いのだけれど」

「そうですね。それで、今回は、どこへ行ってたんですか?」春利は窓の外にちらっと眼をやってから、視線をミナに戻して言った。

「それが、わたしにもよく分からないのね。学校の授業には直接影響がなかったから良かったけど」

「突然、窓の外に何か乗り物が現れたとか?」

「ええ。授業が終わって帰宅して間もなくだった」

「何か、テレパシーで伝えてきた?」

「ええ。例の彼らと人間との橋渡しの続きのことで」

「そ、それは誰ですか?」

「直接ではないけど、依頼主はあのプアビさん」

「やっぱり、そうだったんだ。僕は最初、あのマリアさま、かとも思ったんだけど、後から、そのプアビさんのことを思いだして」

To Be Continued

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