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eye

2017/09/17

地下都市

「動物の肉を食べるなんて野蛮な人間、か・・」

春利はカレーに入っている肉を口に運んだ。
フリーエネルギーの研究者が、食事中に不意に現れた地底人に言われたという動画の場面を思い出した。

地底人といっても、以前は地上に住んでいた種が、ある時期から住むようになった。
それにしても、地上と地下で、どうして大きな違いが生まれたんだろう?

と、テーブルに置いたスマホに着信のサインがあった。

「いま、授業中かな? もう、終わったよね・・」

梨花からのラインだった。

「久しぶりだけど、もしかして何かあったの?」

「いま、大丈夫? 実は、最近、夢を見たので」

「もう授業を終えて、ちょっとウォーキングしてうどんを食べに来たから。それで、何か僕に関係があること?」

「ええ。もしかして、現実かもって思ったので、訊いてみようと」

「どんな夢だったの?」

「どこか、普段あまり見ない景色の所へ行っていたわ」

「僕が、ってこと?」

「ええ。あの丸い乗り物に乗っていたわ」

「僕一人で?」

「いえ。沢さんよりちょっと小柄なひとが一緒だったけど、性別は分からなかった・・」

「それ、いつのこと?」

「何日か前のことだわ」

「当たっている。梨花さん、前からそういうことあった?」

「あまり記憶はないけど、今回、目覚めた後も、なんだかリアルな感じがして」

「う~ん。梨花さんも・・」

To Be Continued

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