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eye

2019/08/10

現在・過去・未来

「ここは、どこ?」
目覚めた春利は、いつもの自分の部屋と様子が違うところにいることに気づいた。
と同時に、これまでに体験してきたある種の異世界を思い出した。

「とうとう来てしまった」

「キガツイタヨウダネ」
眼の前にとつぜん現れた存在から春利の頭に相手の意志が伝わってきた。

「ぼくは、記憶を消された?」
春利は宇宙服を着ていると思われる存在から視線をそらせていた。

「イヤ。キオクニワ、テヲクワエテイナイ」

「ぼくは、どうしてここに? ここは・・」

「ソウダ。キミワ、ハジメテ、オオキナウチュウセンニ、ノッタカモシレナイ」

「やっぱり、人間の物ではなかったか。記憶が消されていないのに、どうしてここに居るか思い出せない」

「ニンゲンワ、コウシタケイケンヲスルト、イチジテキニ、キオクヲナクスノカモシレナイ」

「人間は、ここには、ぼく一人? ぼくの父さんはどうした?」

「キミノトウサンワ、キミガノゾンダヨウニ、ツレテワコナカッタ」

「早乙女さんは?」

「アノジョセイニワ、チカラヲカシテモライタイカラ」

「この、乗り物の中にいるの?」

「イヤ、モウスコシデソノホシニツクカラ」

「その星ってどこ? そこで早乙女さんを、この乗り物にのせるの?」

「ソウ、ホシノジョウクウニイッタラ、オシエル」

To Be Continued

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